今季ラストの90分で、全てが決まる。Jリーグが各地で最終節を迎え、J1は4日、J2とJ3は5日に、今季のリーグ戦全日程を終える。川崎FのJ1優勝、磐田のJ2優勝とJ1昇格、京都のJ1昇格は決まったが、J1とJ2の残留争い、J3からJ2への昇格争いなどは、最終節までもつれ込んだ。各カテゴリーの見どころを解説する。

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◆残留争い J3の結果によって降格クラブ数が変わる。J2ライセンスを持たないJ3宮崎が2位以内の場合は3クラブが、3位以下の場合は4クラブが、J3に降格する。21位愛媛、22位松本は降格が決定済み。勝ち点41の16位群馬から勝ち点35の20位北九州まで、5クラブに降格の可能性がある。19位相模原と勝ち点差3の20位北九州は、勝ってなお他力本願の状況。16位群馬、17位金沢、18位大宮は勝てば残留が決まるが、群馬と大宮は直接対決のため、何が起こるか分からない。