長崎・国見高で監督を務め、03年度大会まで戦後最多6度の選手権Vを飾った小嶺忠敏監督(享年76)の訃報を受けて、現在、指導を受けていた長崎総合科学大付サッカー部50人がバス2台で8日午前1時に同校に戻った。

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選手権後、そのまま残り練習試合を行っていた。だが、小嶺さんの訃報を受け、急きょ長崎に戻ってきたという。全員が午前中に長崎市内でPCR検査を受け、結果が出るまで待機した。ただ、この日行われる島原市内での通夜への参加は未定。だが、同校の校長や教頭など多くの関係者が訪れる見込み。

小嶺さんは7日午前4時24分、長崎市内の病院で肝不全のため亡くなった。