今季JFLへ初参入したクリアソン新宿が、FC神楽しまねに0-1で敗れ、ホーム開幕戦を白星で飾ることはできなかった。
前半を0-0で折り返したが、後半立ち上がり4分、しまねMF高畑智也にゴール右隅へ先制点を流し込まれた。
新宿はMF上田康太が正確な長短のパスで攻撃の起点役となり、MF澤井直人が積極的なプレーで好機をつくった。終盤は一方的にボールを支配し、相手ゴールに攻め込んだが、澤井のシュートがゴールポストをたたくなど、得点を奪えなかった。
シュート数は14対7と圧倒したが、しまねGK井上亮太の体を張った堅守が光り、完封負けとなった。
それでも無観客開催だった昨季関東リーグとは打って変わり、この日は2603人の観衆が集まった。多くの拍手は選手たちへの刺激となり、アグレッシブな好プレーが目立った。
成山一郎監督は「たくさんの拍手をいただいて感謝しています。勝てなかったけど、(初戦の)FC大阪戦ではできなかった自分たちの時間をつくることはできた」と試合内容には一定の手応えをつかんだ様子だった。
名前の通り、大都会新宿をホームとする異色のサッカークラブ。選手全員がビジネスマンとしてフルタイムで働き、その上でサッカーにも全力で打ち込んでいる。練習場所も区営公園という中、志の高いクラブ理念に共感する有力選手たちが集まり、東京都リーグから一気にJFLまで駆け上がった。
これで新宿は開幕から2連敗。次節27日には日本サッカー界の大スター、FWカズ(三浦知良)が所属する鈴鹿ポイントゲッターズとアウェー、三交鈴鹿で対戦する。



