鹿島アントラーズが、コンサドーレ札幌に今季最多の4得点で圧勝した。4月2日の清水エスパルス戦で交代の際、ペットボトルを蹴り上げ退場処分を受けたMFピトゥカが、クラブ独自の処分から明け7試合ぶりに先発復帰。2得点に絡む活躍で存在感を発揮した。

最終ラインをけん引したDF三竿健斗は、先制点をアシストしたピトゥカと熱い抱擁を交わした。三竿は「彼もすごく熱い男。試合中の行動は良くはないと思うが、みんなも彼の人間性分かっている。1カ月の出場停止があった中で、練習から一生懸命追い込んでいた。先発に戻って戻ってアシストして、すごくうれしかった。仲間として、お帰り、という感じですね」と振り返った。

前節サンフレッチェ広島戦では攻守に精彩を欠き0-3の完敗。1週間で再びアグレッシブさを取り戻し、連敗を回避した。三竿は「負けを引きずるのか、自分がもっとやらないとと奮起するのかで変わってくる。今週はみんなが強い気持ちを練習から出していた。負けた後の姿勢が大事。より上に行けるようにしていきたい」と勝ってかぶとの緒をしめていた。

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