鹿島アントラーズの主将でFW土居聖真(30)が12日、岩政大樹新監督の“初陣”となるアビスパ福岡戦(14日、カシマ)を前にオンライン取材に応じた。

スイス人のバイラー監督は6日のサンフレッチェ広島戦後に解任され、土居は「僕らは監督の意思をしっかり、ピッチで表現しようと頑張っていたが、なかなか結果に表れなかったのは残念。責任もありますが、次の目標に向かってしっかり進んでいくだけかなと思います」と振り返った。

岩政新監督の下でこの日は、対福岡にフォーカスした対策も盛り込まれ、紅白戦では土居がFW鈴木と主力組の2トップを組む場面もあった。バイラー前監督の下では出場機会に恵まれなかった土居だが、岩政新監督の体制で競争も0からのスタートに。「もちろんどの監督でも競争はある」と気を引き締め、岩政監督が全選手に「全員を愛している」と力強い言葉を発していたことを明かし「僕らもそれに応えないといけないと思いますし。チームを勝たせるのは選手なので。もう1回、自分を含めて団結して、目の前の1試合に全力を注げれば」。岩政監督の愛に、一致団結で答える覚悟だ。