サッカーの聖地・国立で5万6000人を動員した「Jリーグ30周年記念マッチ」は、鹿島アントラーズが、FW鈴木優磨(27)の得点などで名古屋グランパスを2-0で下し、クラブ史上初の5戦連続無失点勝利で5連勝とした。

30年前の開幕と同じカード。結果も30年前と同じ鹿島勝利となった。

試合後、鹿島の岩政大樹監督(41)は、記念試合の特別な空間で、3位の名古屋を撃破したことを評価。「選手、僕も含めて、すごく自信になる」「新しい歴史を紡ぐ一歩になる」と今後のチームの伸びしろに期待を寄せた。

岩政監督の試合後の主な一問一答は以下の通り。

-クラブ史上初の5戦連続無失点勝利となった

岩政監督 そういう記録を、ことさらに扱うと止まるというのが僕の経験にあるので。ここでもあまりコメントしたくない。

最近はコーナーキックからの得点が多い。

岩政監督 セットプレーの取り組みを変えた。それがうまくいっているところもある。点が取れてることで自信を持っては入れている。樋口のキックが工夫があって功を奏している。

-30周年記念試合。国立競技場で戦って感じたこと

岩政監督 空気感はいつもとは違いました。この舞台もそう。入っている人数も全然違う。スタジアムの中に充満している空気は非日常だった。実際に勝って選手、僕も含めて、すごく自信になる。今までない試合の中で試合をして、いい試合をして勝ち点3をとれた。相手も素晴らしいチームだった。ここで勝ったことで力強くスタートできたように感じた。

-5連勝について

岩政監督 スタートしたところは底にいて。底から1つずつ勝っていく意識になってそれが続いている。5連勝の感覚がない。実際、今は上には届いていないので。まだまだという意識しかない。今季「成長と競争でタイトルを」と選手に話をした。出遅れたことで勝ち点3を取らないと追いついていけない状況の中、競争が一気に始まっている。終盤まで続けて、競争の中で切磋琢磨(せっさたくま)して伸びて言ってくれれば、どこまでいくんだろうと見ています。

-ジーコさんが会場にいた。試合後、話をしたのか

岩政監督 まだお会いしてないですね。気をつかわれてるんじゃないですかね…。神戸戦の時にいらっしゃって、話をしてもらったんですけど、そこであの大敗を喫したので…。その後、気をつかわれて、僕の前にあまり現れないようにしてくださっているのかなと(笑い)。

-川崎F、広島には逆転負けしたが、勝ち切った

岩政監督 ピッチの中の空気が、あの時期とは全然違う。今日はかなり(選手に)プレッシャーをかけました。上位4クラブとの対戦で、3試合が終わって全敗している。それは昨年も同じ。そこを打ち破ることで新しい歴史を紡ぐ一歩になると。それを乗り越えましたので。彼らがどんどん伸びていってほしいなと思います。

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