全国高校総体女子サッカーで7年ぶり2度目の優勝を飾った藤枝順心が16日、藤枝市役所を訪れ、北村正平市長(76)ら関係者を前に優勝報告会を行った。今冬の全国選手権に続いて、2大会連続全国Vの偉業を達成した選手たちを、約100人を超える市民や職員らが拍手で祝福。記念品や花束が贈呈された。北村市長は「皆さんのひたむきなプレーが市民の方々に元気と感動を与えてくれました。おめでとう」と選手をたたえた。選手を代表してあいさつしたDF大川和流(なる)主将(3年)は「このような形で良い報告ができてうれしい」と感謝を口にした。
5日間で4試合を戦う過密日程の中、初戦と準決勝ではPK勝ち。粘り強さを発揮したチームは決勝で聖和学園(宮城)に3-0と快勝した。藤枝順心SCジュニアユース出身のMF赤塚花風(3年=磐田市出身)は「多くのおめでとうの声を聞いて優勝の実感がわいた」と満足の表情を浮かべると、2回戦(6○0東海大福岡)でダメ押し弾を決めたMF望月歓那(3年=藤枝市出身)は「うれしいけど満足はしていない。もっと視野を広げたプレーをしたい」と先を見据えた。 夏の女王に返り咲いたチームは、来月に開催される「U-18ファイナルズ2023」の出場権を獲得。クラブユース大会を制した日テレ・東京Vメニーナと高校年代「日本一」を懸けて対戦する。中村翔監督(34)は「選手には勝っても負けても試合の中で課題を見つけて、成長していって欲しい」と望んだ。歴代最多6回の優勝を誇る冬の選手権に向けて、まずは頂上決戦で弾みをつける1勝を挙げる。【山口昌久】



