FC大阪のGK永井建成(28)が、PK阻止で勝利に貢献した。この2連勝で4位に浮上し、J2自動昇格圏の2位(富山)とは勝ち点1差に迫った。

2-0で迎えた前半終了間際、松本山雅FCのFW小松蓮(24)の左足のPKを、永井が左に跳んで左手1本でストップした。J3でここまで15得点とゴールランキング首位のレフティーを止め、185センチ、85キロの体から雄たけびとともにガッツポーズが披露された。

「(左に)来ると分かっていたし、スカウティングでも見ていた。GKコーチの指示もあったし、最終的に自分で決めろと言われたが、そこは(コーチに)感謝したい」

後半は防戦一方となったものの、相手のシュートを永井が体を張って食い止めた。

家長(川崎F)や宇佐美(G大阪)らを輩出した京都の名門・長岡京SS出身。京都橘、J2熊本、J2京都などを経て、JFLティアモ枚方から22年にFC大阪へ移籍してきた。

Jリーグでの厳しい競争を経験して成長した永井は、今季は開幕から全25試合にフルタイム出場中で、うち12試合が無失点だ。

8月には一般女性との婚姻届を提出。挙式は当面はせずに、二人三脚で公私ともに充実を図る。

「今は2人でゆっくり過ごしています。もちろん(チームの快進撃を夫人も)喜んでくれている。しっかり家庭も守っていきたい」

守護神の安定ぶりが、今季悲願のJ3に昇格したばかりのFC大阪を1年でJ2に導く。