ヴィッセル神戸は9日、神戸市のいぶきの森球技場で公開練習を行った。

今夏新加入の元スペイン代表MFフアン・マタ(35)もフルメニューを消化し、FW大迫勇也(33)との新ホットライン開通を楽しみにさせた。

マタはサイズを小さくした11対11のメニューで主力組のトップ下に入り、細かな動き直しを繰り返してボールを引き出した。攻守に積極的に関わった技巧派レフティーは「チーム練習にも入れてすごくうれしい。早くこの環境に溶け込んでいければ」と話した。

ゲームの合間には大迫と話し合う場面もあった。マタは「大迫選手はすごく良いシーズンを過ごしていて、ゴールもたくさん決めている。可能な限り彼の近くでプレーして、セカンドボールの争いで勝つことが自分に求められていることだと思う。アタッキングサードで違いを生み出せる選手が多いチームだと思うので、ボールをそこに運びたい」と話し、神戸での攻撃のイメージを膨らませていた。

ここまで19ゴールで得点王争いトップに立つ大迫にマタが関わることで、より得点力が増す期待は大きい。会見で「FWにパスを供給するためのスペースや時間は作れると思う」と話していた新司令塔とエースの連携構築が、神戸のリーグ初制覇を引き寄せる大きなポイントになりそうだ。