川崎フロンターレが18日にACL1次リーグ初戦で、マレーシア・ジョホール・ダルル・タクジム(JDT)とアウェーで対戦する。前日会見に出席した鬼木達監督とMF橘田健人主将(25)が意気込みを語った。
初戦を前に、鬼木監督は「フロンターレとしてタイトルを目指すべき大会。アウェーで非常に難しいゲームになると思う。全員で一丸となって戦いたい」と力を込めた。
JDTは、昨年のACLでも同じ組に入った。直接対決は川崎Fの1勝1分けながら、1次リーグでは首位の座はJDTに譲った。「去年と多少違いがありますけど、力のあるチームは間違いない。個人個人の力があるから警戒したい。先制点が非常に重要になるゲームかなと、それでゲームが動く試合だと思います」と試合のポイントを明かした。
主将として初めてACLを迎える橘田も「自分たちはACLで優勝することが目標。最初の予選が大事になる。いい準備したい」と気を引き締めた。
ACL直前のリーグ戦、FC東京との“多摩川クラシコ”に1-0で勝利。スタジアムを出る際は、約1000人のサポーターがチームバスの出発を見送った。「試合の入りが大事だと思いますし、積極的に戦って自分たちのペースにもっていくのが大事かなと思います」。主導権を握り、好発進を狙う。