来季からベガルタ仙台に入団する神村学園(鹿児島)FW西丸道人(みんと、3年)が22日、鹿児島県内の同校で加入内定会見を行った。主戦場にする高校年代最高峰のプレミアリーグWESTでは14試合で13ゴールを挙げ、得点ランキング2位につける点取り屋。168センチと上背は大きくないが、運動量やチャンスメークにもたけており、「まだ18歳なので、若さを生かしてたくさん走りたい。自分は点を取るポジションなので、点を取ってチームに貢献したい」と意気込んだ。

昨年度の全国高校サッカー選手権では2年生レギュラーとして4強入りに貢献した。世代NO・1ストライカーだったFW福田師王(しおう、現ボルシアMG)の相棒として3試合にフル出場して2得点。「福田師王先輩を目標に頑張っています」と話し、本年度の全国選手権では主役候補の1人に挙がる。

活躍の舞台は鹿児島から仙台に移る。プロ1年目の目標を問われた西丸は「1試合でも多く試合に絡んで、出た試合では点を取って、最後まで走り続けたい」と力を込めた。