浦和レッズは17位の横浜FCと痛い引き分けに終わった。首位のヴィッセル神戸が勝利し、勝ち点差は8に開いた。

日本代表の欧州遠征のトルコ戦で、初先発初得点を挙げたMF伊藤敦樹(25)は、森保一監督が視察する中、ボランチでフル出場した。ミドルシュートを放つも枠外。チームを勝利に導くことは出来なかった。

試合後、森保監督は伊藤のプレーに、さらにダイナミックに背後に動く回数を求め「強度もトルコ戦も60分弱で体力的にも落ちていた。よりJの激しい戦いの中でハードに動き続けることを磨いてもらえれば」と課題を挙げた。

伊藤は「今日に関しては相手が引いて、裏への動きがなかなか、難しかった。違ったところで違いを見せれれば良かったですけど…」と不完全燃焼に終わったことを口にした。

試合は立ち上がりから受けに回ってしまい、5バックで守りを固める相手に先に先制を許した。「ブロックの相手に対して崩しきれる力を付けないといけないし、個人の力でも打開できるぐらいの選手になりたい。そういったところはまだまだ」と反省を口にした。