韓国・蔚山現代が3日アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第2戦で、川崎フロンターレと等々力競技場で対戦する。前日会見に出席した洪明甫監督とDF金基熙(34)が意気込みを語った。
21年は決勝トーナメント1回戦で、昨季は1次リーグで対戦した川崎Fについて、洪監督は、「川崎Fは3年連続で当たることになって、サッカースタイルは僕も蔚山の選手も知っている。リーグ戦では(順位が)良くないことも知っているけど、近年は成績も出しているし、強いチームだと認識している。すばらしい選手を輩出している。僕たちの準備が大切になる。とくに中盤の戦い、そこのが重要になる」と話した。
金も「監督と同じ意見です。リーグとACLは性質が違う。ACLで川崎とあたったとき出場したので、十分強いチームと認識している。(レアンドロ・)ダミアン選手や中盤の選手の技術がテクニカルであると覚えている、いい準備をして臨みたい」と気を引き締めた。
日本でのプレー経験もある洪監督は「コロナが明けて僕も久しぶりの来日です。リーグ戦が終わってすぐの移動になった。すぐ近くに日本であることは良かったと思う」とアウェーでの対戦を喜んだ。とはいえ、中2日での試合となり、コンディション面では不安が残るという。「食事とかはおいしく、気候も韓国とあまり変わらない。中2日の試合なので早く回復を取って臨むことが今やるべきことだと思います」とした。川崎Fの警戒する選手としては、新加入FWゴミスとマルシーニョの名前をあげた。