ベガルタ仙台は5日、市内で取締役会を開き、23年度の中間(上期)決算実績、業績見込みなどを報告した。
上期(2~7月)は、今季のホーム戦全21試合中14試合が集中。入場料収入を中心に売り上げは堅調だったが、トップチームは6月11日のホーム磐田戦から11試合未勝利(3分け8敗)。24年1月までの通期は、スポンサー収入の減少、後半戦の入場料収入が伸び悩むことから、2400万円の赤字を見込んだ。期末に向けては売り上げ拡大と経費削減に継続的に取り組み、黒字転換を目指す。
さらに今季は、同磐田戦後にサポーターがチームバスを囲む事態が発生、7月にはクラブ元社員による着服が発覚した。板橋秀樹社長(65)は「非常に重大な事案。クラブとして再発防止策と信頼回復に向けた取り組みについて取締役会で報告した」と説明した。
J2優勝でJ1昇格を目標に掲げたトップチームは残り5試合で17位と低迷。J1昇格は厳しい状況だ。板橋社長は「ご期待に沿えず、大変申し訳なく思う。まだ数字上、昇格の可能性がある限りは一戦必勝の思いでクラブ一丸となって、目の前の試合の勝利を目指してしっかりと戦い続ける」と前を向いた。



