09年以来6度目の県制覇を狙う北越はFW高橋航輝(3年)のハットトリックの活躍で4強入りした。新潟工を4-0で粉砕。高橋航は前半23分、双子の弟DF泰輝が右クロスを折り返したところを左足で詰め、先制点を決める。1-0の後半15分には再び泰輝のFKから頭で2点目。同35分、MF久住晴人(3年)の左クロスにも頭で合わせ、3点目を奪った。
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高橋ツインズが輝いた。ゲームキャプテンの泰輝はセンターバックの位置で最終ラインを統率。正確なパスで攻撃も組み立てた。後半15分、航輝のFKからの2得点目は両チームの選手が足を止めた中、あうんの呼吸を見せた2人だけが一瞬の隙を突き、ゴールを決めた。アシストした泰輝は「目が合っていけると思った」。頭で合わせた航輝は「来ると思った」。荒瀬陽介監督(34)は「今日は2人の仲が良かったみたい。次も期待しています」と笑った。
同校ラグビー部がこの日に県大会を制し、花園出場を決めた。試合後に結果を知った航輝は「仲間がいるのでうれしい。一緒に全国に出たい」。11月3日の準決勝は帝京長岡と対戦する。泰輝は「プリンスリーグで2敗しているので、絶対に借りを返して決勝にいく」と目をギラつかせた。【小林忠】
○…2大会ぶり王者奪還を目指す帝京長岡は新潟西を4-1で破り、北越との準決勝に駒を進めた。ボランチの橋本燦(さん、3年)が前半16分と、3-0の後半21分にゴールを奪い、チームを勢いづかせた。橋本は「自分の特長が出せた。数字を残せて良かった」と笑顔。右サイドでは50メートル走6秒の快足ウインガー、原壮志(3年)が1得点1アシストを決めた。「いいパサーがそろっているので、動き出しを意識している。今日はいい感覚でプレーできた。次も必ず勝つ」と大勝にも気を引き締めていた。



