J1初昇格、そしてJ2初優勝も既に決めていたFC町田ゼルビアが、凱旋(がいせん)試合を制した。
前節の熊本戦に勝利しJ1切符をつかんだ。2位清水が前日のゲームに敗れ、残り2試合で勝ち点78の町田を上回ることができなくなったため、優勝も確定していた。
ホーム最終戦でもJ2王者は強かった。開始3分、さっそく祝砲を上げた。U-22日本代表FW平河悠が、DF鈴木準弥のセンタリングを左足で合わせ、今シーズン5点目を奪った。
その後は得点こそ奪えなかったが、今シーズン貫き通してきた球際の強さとゴール前で簡単にシュートを打たせない、体を張った守備を見せた。スタイルを貫き、ホーム野津田では4試合ぶりの勝利を挙げた。
黒田剛監督は、悲願達成後のゲームにも意味を見いだしていた。試合前インタビューで、「強いチームはここで決して緩むことなく、さらに強くなった姿をサポーターの皆さんの目に焼き付けるのが仕事。もっと町田を好きになった、このチームならJ1でもやれる。いろんな思いを持ってもらえるように」と話していた。この言葉通り、1年間の上積みを発揮し、3連勝とした。【村山玄】



