J1アルビレックス新潟のMF吉田陣平(20)が、J1リーグ戦デビューに向けてアピールを続けている。
16日、聖籠町での練習に参加。居残り練習では意欲的に右足を振り、狙い澄ましたシュートをゴールネットに突き刺した。プロ2年目の今季はルヴァンカップで4試合出場も、リーグ戦はここまで出番がない。自ら課題に挙げる「プレーの連続性」を向上させるボランチが、足元の技術と創造性を武器にボールに関わり続け、今季残り2試合でメンバー入りを狙う。
狭いエリアで行うボールポゼッションの練習で「パスを回しまくれ!」と松橋力蔵監督(55)がチームにゲキを飛ばす中、吉田は少ないタッチでパスをさばきながら味方と関わり、マイボールの時間を長くした。「(監督から)動きを止めずに顔を出せと言われる。春先よりちょっとは良くなっているかな」と練習で技術、判断の質の向上に手応えを感じつつ、「イージーなミスは印象が悪い。そういう部分をなくさないと」と満足はしていない。
今季も居残り練習ではシュート練習、パス&コントロール、インターバル走などに取り組む。「シュートは確実に変わってきている」。週3回の筋トレも継続。上半身、下半身、瞬発系のメニューを日替わりで行い、守備時の2度追いなどの場面でスプリント力向上を実感する。15日の全体練習終了後は最後までピッチに残り、MF島田譲(32)とランニング。守備の仕方やプレー中に頭を休めないことをアドバイスされた。「いい環境に身を置けている。多くのことを吸収したい」。
ボランチのポジションは島田、高宇洋(25)、秋山裕紀(22)、星雄次(31)が主軸。選手層は厚いが、リーグ戦に絡むには練習でアピールを続けるしかない。「ボールを持っている時のユーモアが自分らしさ。試合に出て、チームに還元したい」と自らを奮い立たせるように話した。【小林忠】



