女子サッカーなでしこリーグ1部の静岡SSUボニータが、帝京平成大(千葉)に1-2で敗れ、初戦敗退した。今月発表された監督退任により、代行で指揮を執った安浪貴之コーチ(38)は「1人1人の距離感が最後までつかめず、ボールが動かせなかった」と敗戦を受け入れた。
前半は積極的に攻めるも相手の素早いプレスに苦戦。ゴール前の決定力に欠け、45分間でシュートはわずか2本。0-0で折り返した。後半2分、CKのこぼれ球を相手FWに押し込まれ先制点を献上。同23分にも追加点を許して0-2。その3分後にMF金丸翔子(24)のゴールで1点差に迫るも反撃はここまで。大学生相手に黒星を喫した。
後半途中から出場したベテランMF渡辺彩香(34)は「選手間で考えるプレーができなかった。もっと自主性が必要」と反省を口にした。主将のDF山田優衣(27)は「勝利への執念が足りなかった」。立ち上がりの守備や、ゴール前の決定力など課題が露呈した結果に「しっかり修正して来季につなげたい」と前を向いた。
この日の敗戦で今季公式戦が終了。なでしこリーグ1部初参入ながら11位で残留を決めたチームは来季、新たな体制で巻き返しを図る。【山口昌久】



