第102回全国高校サッカー選手権が12月28日に開幕する。

2年ぶり14度目出場の静岡学園は、29日の1回戦で明徳義塾(高知)と対戦(埼玉・浦和駒場スタジアム、午後0時5分)。日刊スポーツ静岡版では「静岡学園 4年ぶりの全国制覇へ」と題して、チームの顔触れを連載する。

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MF山縣優翔(1年)は、鼻息荒く出番を待つ。入学直後の4月からトップチームでプレーするボランチは「県大会では1試合も出場できなかった。全国では試合に出て、ゴールやアシストでチームに貢献したい」と意気込みを語った。

レアル・マドリード(スペイン)所属のクロアチア代表MFモドリッチ(38)に憧れる。山縣は「攻守のバランスが良い。1つのパスやシュートで試合も決められる。参考にしています」。身長も自身の169センチと大きく変わらない172センチ。小柄でも世界最高峰の万能型MFとして活躍する同選手を理想に、点も取れるボランチを目指す。

千里丘FC(大阪)時代に訪れた練習見学を通じて「1人1人のレベルが高く、成長できると思った」と静岡学園への進学を決めた。「吸収することがいっぱいある。いろいろな経験をして自分の成長につなげていきたい」と目前に迫った大舞台を見据え、目を光らせている。

◆山縣優翔(やまがた・ゆうと)2008年(平20)1月21日、兵庫県生まれ。年少から西宮SSでサッカーを始め、小6まで同チームでプレー。中学時代は千里丘FC。家族は両親と兄。169センチ、59キロ。右利き。血液型A。