激戦区の大阪の代表・東海大大阪仰星が、関東の実力校・矢板中央(栃木)を1-0で下し、2回戦へ駒を進めた。
勝負を決めたのは、タイガー軍団のエースFW水永直太朗主将(3年)だった。0-0で迎えた後半6分、MF中本昇(3年)のスルーパスから抜け出すと、右足で冷静にゴール右へと流し込んだ。
大阪府予選では履正社との決勝でもハットトリックを決め、全国切符をつかんだ立役者。全国大会でも頼れるエースが試合を動かした。
ペースを握った東海大大阪仰星は、矢板中央の縦へ蹴り込み人数をかけてくる力強いサッカーに対し、スペースを消す組織だった守備で対処した。GK森本真幸(3年)が大きな壁となってゴール前に立ちふさがり、付け入るスキを与えない。森本はペナルティーエリア外まで相手選手を追って、倒してFKを与えてしまうほど力の入ったプレーを披露。最後まで集中力を保ち、水永が挙げた「虎の子の1点」を最後まで守り抜き7年ぶりの選手権の舞台で勝利を挙げた。
決勝点の水永は「しっかり1点取れて良かったです。(決勝点の場面は)冷静にGKの動きを見て決められました。練習してきたプレーが出せました」と勝利の味をかみしめるように話した。
次の相手はインターハイ王者の明秀日立(茨城)。水永は「いい相手ですし、絶対に負けられない」と誓った。また、森本は「準決勝に進んだ7年前も厳しい相手ばかりでした。先輩たちを超えたい」と奮起していた。



