全国高校サッカー選手権2回戦の名古屋戦(31日、オリプリ)に臨む北海(北海道)が30日、千葉県内で練習を行った。前日29日1回戦大手前高松(香川)戦ではPK戦の末、04年以来19大会ぶり初戦突破を果たした。試合後の夜、チームは勝利を記念して、だるまの右目を入れた。一夜明けたこの日、両目が入った黄色のだるまも練習に同行。DF武笠健次郎(3年)は「きれいだと思います」と、だるまの黒くて丸い両目を見つめにっこり笑った。

チームカラーの黄色のボディに緑色で「北海」の文字が入っただるまは、19年に島谷制勝監督(54)が川崎大師で購入したもの。高川学園との1回戦での勝利を祈願して、成就したら右目を入れる予定だったが0-1で敗退。21、22年も全国に挑み、だるまも“ベンチ入り”させたが初戦突破できず、ずっと左目だけが入っている状態だった。あれから4年。今大会は1回戦は宿舎に留守番させて、勝利をつかんだ。宿舎での夕食後、DF川合航世主将(3年)がマーカーペンで目入れした。

名古屋戦ではロングスローが鍵となる。大手前高松戦では、同点となるPK獲得につなげた。名古屋も同点ゴールは超ロングスローを頭で合わせた1発だった。スローワーの武笠は「明日も自分のロングスローからチャンスになるようにしたい。今まで成し遂げられなかった先輩たちの分も自分たちが気持ちを受け継いで、結果で見せたい」と、3回戦進出を見据えた。

【日程・結果】第102回全国高校サッカー選手権