大会2連覇を狙う藤枝順心(東海1位)が、神村学園(九州2位、鹿児島)を1-0で振りきった。試合終了間際にMF下吉優衣(3年)がPKを決め、これが決勝点。苦しみながらも接戦を制し、5年連続の4強進出を果たした。

PK戦も頭をよぎった後半40分に「その時」が訪れた。CKから生まれたゴール前の混戦で、WEリーグ・INAC神戸内定のFW辻沢亜唯(3年)が倒されてPKを獲得。これをWEリーグ・アルビレックス新潟内定の下吉が、冷静にゴール左上に沈めた。

主導権を握りながらも、1点が遠かった一戦。待望の先制点を奪うと、3分のロスタイムでは体を張って相手の猛攻をしのぐ。終了の笛が鳴り響くと、ヒロインの背番号「6」を中心に歓喜の輪が広がった。

全国総体に続く今季全国2冠、そして藤枝順心が持つ大会最多優勝回数を更新する7度目の頂点まであと2勝となった。5日に行われる準決勝では、大阪学芸(関西1位、大阪)と対戦。同校とは、昨年7月の全国総体1回戦でも顔を合わせ、1-1からのPK戦で5-4と辛勝だった。夏のリベンジを狙う難敵を破り、全国制覇に王手をかける。