帝京長岡高サッカー部の内山開翔(3年、三条市出)が今春、1月のインカレで優勝した明大に進学する。鋭利に左サイドを切り裂く左利きのサイドバックは世代別日本代表を経験する実力者。昨年11月の全国選手権新潟県予選決勝で左膝を負傷し、初昇格を決めたプレミアリーグ参入プレーオフ戦と、全国選手権は裏方としてチームを支えた。高校で達成できなかった全国制覇を大学で達成することと、プロ入りを目標に才能に磨きをかける。

 

新たなステージで躍動する。内山の最大の魅力は左サイドの深い位置からタイミングよく前線に飛び出し、左足の多彩なキックで好機を演出する攻撃力だ。明大には昨年6月、練習に参加。同8月にセレクションを受け、スポーツ推薦で合格した。「簡単なことではないが、チャンスメークを武器に1年生から試合に絡んでいきたい」と意気込む。

昨年11月の全国選手権県予選決勝で左膝半月板を損傷。直後に手術を受けたため、全国選手権は欠場となった。悔しさはあったが気丈に振る舞い、サポートメンバーとしてチームを支えた。リハビリは順調に進み、来月2月には復帰できる見込み。「選手権は縁がなかったが、この悔しさを糧に大学で日本一に貢献したい」と誓う。

長岡JY(ジュニアユース)FCの出身で、中2から上部組織にあたる帝京長岡の練習に“飛び級”で参加。中3、高1年時にはU-15、16日本代表候補合宿に招集された。世代別代表は一番の軸。「『やってやろう』という気持ちになる。返り咲くだけでなく活躍できるように。大学で守備力も上げたい」とモチベーションは高い。

高校の先輩であるMF田中克幸(21)が明大を経由し、J1札幌に入団した。大卒後のプロ入りをかなえるため、「武器を出し続けられる選手になりたい。ピークを迎えた時、世界にも挑戦したい」。成長を続け、未来を切り開いていく。【小林忠】

 

◆内山開翔(うちやま・かいと)2005年(平17)6月8日生まれ、新潟・三条市出身。サッカーは嵐南小3からJドリーム三条で始め、三条一中1年から長岡JYFCに所属。帝京長岡高では1年春からトップチーム入りし、2年春に主力に定着。JFAエリートプログラムU-13でスペイン遠征、同14で韓国遠征を経験。U-15、16日本代表候補。169センチ、68キロ。利き足は左。50メートル走6秒2。