7大会ぶり7度目の戴冠に、INAC神戸レオネッサの選手、スタッフ、サポーターが喜びを爆発させた。
今季から指揮を執るジョルディ・フェロン監督(45)もその1人。「PK戦はくじを引くようなもので、どちらに転んでもおかしくないって状況だたったが、最後まで勝ちたいという気持ちを選手が見せてくれた。追いつき、勝利できてうれしい」と選手をたたえ、喜んだ。
アジア人以外で初のWEリーグクラブ監督となったフェロン監督は、試合後の会見に安本卓史社長(51)を連れて登場。通訳以外の人物が会見に同席することは異例だが、メディアの前で安本社長への感謝を伝えるため、フェロン監督が打診したという。
会見冒頭で指揮官は「今日は安本社長も同席して記者会見に臨みたいと思いました。その理由は、私をここに呼んでくれたから。彼は私にいろいろ協力して、ここまで助けてくれた。本当にありがとう」とその思いを口にした。
同席した安本社長もフェロン監督に「日本に来てくれてありがとう」とお礼のお返し。続けて「チームが始まった頃、代表選手が(代表活動中で)いない中で難しい状況もあったが、(INAC社長として)6年で学んだものを彼に全部伝え、ジョルディも自分なりに解釈をしてくれた」と慣れない土地での奮闘に言葉を贈り、あたたかい空気に包まれた。
報道陣から拍手で見送られたフェロン監督は、安本社長の「次にWEリーグ(のタイトル)を取ったらパーッと行きましょか」という言葉に笑顔を浮かべ、会見場を後にした。



