サッカー元日本代表の福西崇史氏(47)が28日、ボートレース界の未来のエース候補たちに、インタビューの受け答えの極意を伝授した。

BOATRACE振興会が都内で開催した「2024 トップルーキー講習会」に講師役として参加。畑田汰一(25)や末永和也(25)ら将来のスター選手7人に、インタビュー時の立ち振る舞いなどを伝えた。2度のサッカーW杯に出場した47歳のレジェンドは「プレーだけでなく、ファンの方らが求めていることに対して『返すこと』がプロの仕事。自分もインタビューが苦手で、負け試合などで話したくないこともあったが、求められている以上、最低限のことはしようと思った。サッカーでもボートレースでも、その業界の盛り上がりや、その先の子供たちに夢を持ってもらうためにも、その時の自分の気持ちを知ってもらうことは重要」と熱く語った。

サッカー界では、現役時代を思い返し、「ゴン中山(中山雅史氏)」の対応を絶賛した。「あの方は本当にうまい。メディアが言ったことに対して、自分の気持ちを素直にしっかり伝えることができる。プラスでキャラも明るし、聞いてる方も応援したくなる」と、尊敬の念を抱いた。

進行役を務めた元TBSのフリーアナウンサー、枡田絵理奈(38)も、インタビュー対応に関して「聞き手の問題もあるかと思うが、『はい』『いいえ』『そうですね』で会話を終わらせないでほしい。会話でその人の良さが分かるし、『はい』『いいえ』に1つ付け加えることで、より思いが伝わるはず」と助言した。

講習会では、インタビューの実演も行った。「ヒーローインタビュー」「賞金王獲得」の設定で、カメラ4台に囲まれた選手たちが、福西氏らのインタビューに応じた。約1時間30分の“異競技講習”を終えた金田智博(25)は「インタビュー時に『何を伝えたいか』『何を知ってもらいたか』ということを考え、感情を出して、素直に言葉にすることが大切ということが分かった」と、充実した表情を見せた。