リーグ戦6戦未勝利が続くセレッソ大阪が、JFLのFCティアモ枚方と練習試合を実施。パリオリンピック(五輪)代表のDF西尾隆矢(23)は、本職のセンターバック(CB)でフル出場した。試合は0-3で敗れた。
前夜の京都サンガ戦は3-5と屈辱的な敗戦。西尾は1-4で迎えた後半途中から出場していた。
前半だけで3失点した前夜を振り返り、チーム副主将の西尾は「なあなあにしていた部分、これでいいかとしていた部分が、たまりにたまり、大事な試合に出てしまったのが全て。今の実力を受け止めないといけないと感じた」と、一時は首位に立ち、現在7位に後退した自分たちの足元を見つめた。
この日の練習試合でも開始50秒で先制を許し、計3失点の完敗。集中力や声かけの欠如があり、まだまだ前途は多難だ。
「1つの組織で、まとまりや統率を今まで誰かに頼っていたのかな、というのは少なからずあった。結果的に細かいところが大きくなって、ああいう結果になった。自分が副主将として、責任を持ってチームを勝利に導く言動をしないといけないと、改めて感じた」
昨年まで5年連続で主将を務めた元日本代表MF清武弘嗣(34)が今夏、サガン鳥栖へ期限付き移籍。
西尾は「初めて尊敬できる人が、キヨ君だった。常に目指し続けたい」というほど、清武の背中を追い続け、今は自分が真のリーダーになるつもりでいる。
「こういう苦しい時こそ、引っ張っていかないといけない。キヨ君に代わる選手が求められている。年齢に関係なく、そこは自分がC大阪の先頭に立つ自覚を持っていければ。崩れるのは一瞬。みんなで同じ方向へと進んでいきたい」
次節24日の横浜Fマリノス戦(国立)は、最近併用されていた右サイドバックではなく、CBでの先発が濃厚。
現在勝ち点38で7位のC大阪は、同じ勝ち点で6位の横浜に勝てば自動的に順位は上がる。7試合ぶりの勝利へ、背番号33が先頭に立つ決意だ。【横田和幸】



