新潟医療福祉大サッカー部のDF秋元琉星(4年)が26日、新潟市の同クラブハウスでJ2ザスパ群馬への来季加入内定記者会見を行った。「夢をかなえることができてうれしく思う。より一層、責任と覚悟を持って残りの大学生活を過ごし、プロでの活躍に向けた準備を進めたい」と決意表明。色紙には「勝利貢献」と思いを込めた。

打点の高いヘディングと、鍛え上げたフィジカルで相手FWを抑え込むセンターバック。「農家の叔父さんが青森から送ってくれる」という白米を1日4~5合平らげる大食いファイターだ。13日には大学に所属したまま、Jリーグに出場できる特別指定選手にも承認された。群馬の佐藤正美強化担当(43)は「勝つことを常に求められるところで戦ってきた選手。来季からとは言わず、今季から試合に絡むということにチャレンジし、勝利に貢献してほしい」と期待を込めた。

中高6年間は常勝を求められる名門・青森山田に身を置き「勝者のメンタリティー」を身につけた。同大学では1年秋から主力でプレーし、2年冬のインカレで北信越勢初の準優勝に貢献した。勝つために遠慮はしない性格で「プロの先輩にもガツガツ指示を出していく」。対人能力に加え危機察知能力が高く、常に頭を働かせて味方に指示を発信する。「ファンの方に期待してほしい」と話す空中戦の強さは守備だけでなく、攻撃のセットプレーでも力を発揮する。

同部が24日に開催したサッカースクールには3歳から中学3年生までの101人が参加。秋元は中学生を指導し「センターバックの子からアドバイスを求められたりした。プロになるんだな、と実感した」。終了後には即席のサイン会にも応じた。「(サインは)群馬加入が決まってから考えた。小さい頃とは逆の立場になった。活躍する姿を見せたい」と笑顔を見せた。

Jリーグでマッチアップしたい選手には、大学の2学年先輩で、現在J2で得点ランク3位の12得点をマークするジェフ千葉FW小森飛絢(24)の名前を挙げた。「(大学の)紅白戦で何度もやられている。これまで対戦して来た中で一番うまい選手」。群馬と千葉は10月5日に対戦を控える。特別指定選手として出場を目指すセンターバックは「(小森と)対戦する機会があったら絶対に点を取らせたくない。厳しくマークする」と目を輝かせた。【小林忠】

 

◆秋元琉星(あきもと・りゅうせい)2003年(平15)1月25日生まれ、青森市出身。サッカーは青森福田SSS(新城小2年)で始め、FWやサイドMFでプレー。青森山田中でDFにコンバートされ、3年に全中優勝。同高3年時には全国選手権準優勝。新潟医療福祉大では1年秋から主力。180センチ、77キロ。利き足は右。