9月中旬に4季目を迎えるWEリーグ開幕に先立ち、新シーズン最初の公式戦となるWEリーグ杯がスタートした。
21-22年のリーグ初代女王のINAC神戸は、敵地でのセレッソ大阪ヤンマーレディースとの関西ダービーを快勝で飾った。
前半3分に相手のパスミスから、MF成宮唯(29)が左足でゴール右へと先制点を挙げた。後半26分には途中出場のDFヴィアン・サンプソン(28)の追加点が生まれ、そのまま逃げ切った。
就任2年目のスペイン人、ジョルディ・フェロン監督(46)は「前半は相手の圧力がかかり、ボールロストして、本来の自分たちのプレーが見せられなかった。後半はうまく持ち直した」と振り返り、「今季は堅守で、安定したチームを作っていかないといけない」とリーグ開幕も見据えた。
新主将のDF三宅史織(28)は、シーズン3冠獲得を目標に掲げ「チームのために自分ができることは、失点を減らすこと」と話し「(主将の責任を)背負いすぎずに、みんなと一緒にやっていきたい」と、自然体でシーズンに臨む。
今季はパリオリンピック(五輪)代表だったGK山下杏也加(28)がマンチェスター・シティ(イングランド)、MF北川ひかる(27)がBKヘッケン(スウェーデン)、FW田中美南(30)がユタ・ロイヤルズ(米NWSL)へ移籍。多くの主力が抜け、真価が問われる1年になる。
INAC神戸のリーグ戦は1季目に優勝し、2位、2位となり、今季は3季ぶりの優勝を目指している。昨季は皇后杯で優勝するなど実力はあり、2連覇中の三菱重工浦和レッズレディースを追う1番手になる。
WEリーグ杯の大会方式は、女子アジア・チャンピオンズリーグ出場の三菱重工浦和を除く11チームが、3組に分かれてホームアンドアウェーで対戦する。C組はINAC神戸、C大阪ヤンマー、ジェフ千葉レディース、ちふれASエルフェン埼玉の4チーム。
各組1位と三菱重工浦和が準決勝に進む。決勝戦は12月29日に東京・国立競技場で行われる。



