京都サンガF.C.は17日、京都・城陽市内のサンガタウンで公開練習を行った。 実戦形式のメニューではDF鈴木義宜(33)が体を張ったプレーや全体をコントロール。ディフェンスリーダーぶりを発揮していた。

今季リーグでは、DF須貝英大と2人だけの全29試合出場。5月7日のFC町田ゼルビア戦で途中出場した以外の28試合でフル出場しており、2529分の出場時間はチーム1位を誇っている。

全員を底上げしてチームを強化している曺貴裁監督にとっても、鈴木は頼りになる存在となっている。「1つのものが際立っている選手というよりは、総合的に能力が高い。チームの規律を守りながら、チームに色を付けるための第1歩の選手として周りをまとめる力があるし、どんな時にもシュートブロックにいける力もある。そういう意味では今のサンガにとって非常に大事な存在」。そう絶大な信頼を口にした。

チームを統率するために意識しているのは、自らの姿で示すことだ。「日頃の練習から(しっかり)やっていない選手に何かを言われても、入ってこないと思う。自分の言葉に力を持たせるためには、自分が練習場でしっかりやることを見せることが大事だと思っている」。その姿勢は、言葉以上とも言える説得力を持つまでになっている。

20日清水エスパルス戦(サンガS)は、21~23年の3シーズン過ごした古巣との対戦となるが、楽しみよりも無失点に抑えることに集中する。「(乾)貴士さんはしっかり抑えるべきポイント」と警戒する元チームメートや、2戦連続ゴール中のFW高橋利樹ら清水攻撃陣の完封に自信。「そこは自分の仕事として全うしたい」と力強く言い切った。【永田淳】