経営不振に陥っている日産自動車がJ1の名門クラブ横浜F・マリノスの株式売却を検討しているとの一報を受け、同クラブの中山昭宏社長が30日、横浜市内で取材に応じた。
日産はマリノス株の約75%を保有する親会社。今回の身売り騒動について否定はしなかったが「今の事実で言うと、日産自動車から正式に何か出たものではないっていう中で、マリノスとして何かオフィシャルに言えるものがないというのが大前提です」と回答した。
日産が「憶測に基づく報道にはコメントしない」とした中で、横浜市の山中竹春市長が「市民に愛着を持たれて活動してきたクラブ。存続してほしい」と話すなど衝撃は広がっている。これらの反響についてどう感じているか? そう問われるとこう話した。
「マリノスは日産自動車の流れを組み、DNAだったりブランドだったりというものを大事にして、ここまで30年を超えていますけど、そういう(ブランド力のある)チームになっている。日産自動車が親会社というのはある意味当たり前ではあるし、それでできてきたクラブだと思います。オリジナル10でもJ1でずっと戦い続けて、親会社が変わっていないのはうちだけになっています。そういった意味で、やっぱり日産がベースでっていうふうにファン・サポーター、地域のみなさまがおっしゃるのはもっともだと思います」
日産自動車イコール横浜F・マリノス。地域が大事にしている思いを受けとめた。



