東京ヴェルディ主将の森田晃樹(25)が、明治安田J1百年構想リーグの次節浦和レッズ戦(14日、東京・MUFG国立)へ勝負姿勢を強めた。12日、東京・稲城市のクラブハウスで非公開練習後に「内容どうこうよりも勝負にこだわって勝ちにいきたい」と誓った。

開幕から3連勝(1PK勝ち)した後、横浜F・マリノス、鹿島アントラーズに連敗している。セットプレーからの失点が多いのが特徴だ。「そこはチームとしてしっかりやりながらです」。

ただ卓越した技術を持つボランチとして、相手の圧力に屈することなくボールを前進させていきたい。そこへの思いが強かった。

「いかにもっと自分たちで主導権を握って、攻撃の形を出していくかっていうところをもうちょっとできればと思います」

鹿島戦を振り返り、攻撃の場面で相手の背後を取るランニングが少なかったことをチームで共有した。

ただ、守備は修正がすぐ効く面はあるが、攻撃となれば一朝一夕で解決できる話ではなくなってくる。

「本当に主導権を握ろうとした時に、ボランチを含めてシャドーとの4枚の関係性がすごく大事になってくる」

相手FWがプレスバックで森田、平川のボランチを消しにくる動きに加え、ボールを前進させまいとミドルブロックを組んでくることも増えた。

「それでも鹿島戦とか前半に勇気を持ってDFラインがボランチにボールを付けてくれた。そこからの攻撃というのが僕たちもなかなか組めなかったシーンがあった。僕たちにボールが入ってから、先のところが最近うまくいっていない。イメージ(の共有)だったり、前(の枚数)を増やしていくとか色々あると思う。そこが良くなれば、もっと攻撃に出て行けるかな」と見通しを語った。

浦和のスコルジャ監督はこの日の取材で東京Vの持ち味を「ビルドアップ」と提示し、「ゾーン1(DFライン)から焦れずに森田と平川を使って組み立ててくる」と警戒心を強めていた。それだけにボランチからのビルドアップの出口を見いだせるか、そこが勝負を左右する。

戦い方のイメージはある。あとは勇気を持って、アグレッシブに挑めるか。

「今2連敗しちゃってる。やっぱ良くない流れなんで、まずは内容どうこうというよりは、やっぱり勝負にこだわって勝ちにいきたい。強く行くところだったり、しっかりランニングの本数を出すとこだったりっていうのはすぐできることなので、改善できるとこを改善しながら、チームとしても試合を支配できるような内容にできればよりいいかなと思います」と誓った。