デュッセルドルフFW宇佐美貴史(25)はホームのハイデンハイム戦にベンチ入りしたが、出番はなかった。

 試合はデュッセルドルフが後半ロスタイムに2-1と勝ち越したが、終了間際に相手選手を倒してPKを献上。これを決められ、手痛いドローに終わった。

 直近2試合には先発出場していた宇佐美だが、今節は出場機会が巡ってこなかった。それでも「僕としては切り替えて次、しっかりと。まぁ時間ありますし、さらに良い状態を作っていきたいなと思いますね」。フンケル監督とはしっかりコミュニケーションを取れていると明かした上で「言われていることはしっかり理解しましたし、そういう要求に僕自身もしっかり応えてしかないと思いました」と話した。

 また、日本代表から漏れたことについては「ブレることなくやっていきたい」。そう話した上で「入らなかったことを逆にポジティブに考えるなら、しっかりとチームで準備する期間も、代表ウィークの期間もしっかり良いコンディションを作れる時間が空くわけですから。オフももちろんあるでしょうし、そこでしっかりリフレッシしながら、心身ともにリフレッシュしながら、次のインゴルシュタットかな、それに向けて。今2つの引き分けが続いてしまったので、どれだけ早く立て直せるかっていうところは、大事かなと思います」と前向きだった。

 デュッセルドルフは勝ち点30(9勝3分け1敗)で首位に立っている。(鈴木智貴通信員)