ブレーメンは16日、来季から2部に降格するケルンからFW大迫勇也(27)を獲得したことを発表した。移籍金、契約ともに発表しなかったが、独紙ビルトによると、移籍金は600万ユーロ(約8億1000万円)だという。

 リーグ優勝4度の名門クラブに移籍を果たした大迫は、クラブ公式サイトで「素晴らしいファンと、多くの伝統があるクラブだと思っています。ここでのプレーが楽しみですし、貢献したいと思っています」とコメントを発表した。

 ビルトによると大迫は15日の午後にブレーメンのメディカルチェックを受けて、本拠地ベーザーシュターディオンのオフィスで4時間話し合い、最後の詳細を詰めていたと報じていた。ブレーメンの他にハノーバーと昇格組でFW原口とFW宇佐美が所属するデュッセルドルフも獲得に乗り出していたという。

 大迫は今季、最下位で2部に降格したケルンに所属し、リーグ戦25試合に出場。本職のFW以外にトップ下やセントラルMFなどで起用されたこともあり、4得点にとどまっていた。