第1戦を2-0で制したチェルシー(イングランド)のトーマス・トゥヘル監督(47)は満足そうに試合を振り返った。

BTスポーツのインタビューに対し「強豪ポルトとのタフな試合だった。我慢を強いられる場面もたくさんあったが、我々はそれを受け入れて耐えた。それがこのレベルでの戦い方だ。選手たちの意識は高かったし、結果は素晴らしいものだ」とよろこんだ。

監督就任後、14戦無敗だったが、3日の国内リーグ・ウェストブロミッジ戦で2-5と大敗。翌日の練習でDFリュディガーとGKケパが乱闘騒ぎを起こす出来事もあった。トゥヘル監督は「我々はみんなで勝ちを積み重ね、みんなで負けた。そして今日、敗戦を発奮材料にしてみんなで戦った。我々はより強く結び付き、互いの信頼も増した。素晴らしい勝利だ」と、嫌な空気を一層したチームをたたえた。