【マドリード17日=高橋智行通信員】開幕5連勝を飾ったレアル・マドリードのアンチェロッティ監督が、RソシエダードMF久保建英のパフォーマンスの高さを認めた。
逆転勝利後、会見に出席。2アシストを記録したスペイン代表DFフアン・ガルシアのパフォーマンスについて言及する際に「(マッチアップした)久保がとても良かったので苦しんでいた」と、守備面では久保にやられていたと明確に語った。
一方で「攻撃面はよかったし、後半は素晴らしい2アシストを記録してくれたので、我々は勝つことができた」とも。久保には手を焼いたものの、チームに勝利をもたらす攻撃のパフォーマンスはそれ以上だったと称賛した。
これで開幕から無傷の5連勝としたが「5試合中3試合で先制点を許したのは事実。逆転勝利を成し遂げたが、そのような事態を回避しなければいけないし、試合にいい形で入るのに苦しんでいる。もっと努力しなければいけない」と冷静に言及。また「ラ・レアル(Rソシエダードの愛称)はとてもいいサッカーをしていたので苦しめられた」と、相手のプレーがよかったことも認めた。