日本代表MF久保建英(22)は今季、スペインリーグ開幕から第8節までに5ゴールを決めているが、これはレアル・ソシエダードのここ25年間で3番目に多い得点数だとクラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコ電子版が2日に報じた。
久保は今季開幕からスペインリーグ7試合に出場し、欠場はバレンシア戦のみ。その間に5得点を挙げ、レバンドフスキ(バルセロナ)、モラタ(アトレチコ・マドリード)と並びスペインリーグ得点ランキングで2位につけ、その上には6得点のベリンガム(レアル・マドリード)だけである。
同紙によると、このスペインリーグ開幕から第8節で5得点という数字は、クラブのここ25年の歴史の中で3番目に優れたものであるとのこと。その間のトップは03-04年シーズンにニハト、21-22年シーズンに現主将のオヤルサバルが記録した6得点となっている。
久保はマジョルカ(2季)、ビリャレアル、ヘタフェに所属したスペインでのキャリア最初の3年間で、スペインリーグ94試合に出場し通算6得点を記録した。一方、昨季加入したRソシエダードでここまで42試合に出場し14得点と大きく上回っている。
久保のこの状況に関して同紙は、「この日本人選手は飛躍的な成長を遂げ、イマノル・アルグアシル監督にとってほとんど替えのきかない存在になったことを明確に示している」と伝えている。(高橋智行通信員)