バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が逆転で5大会連続の8強入りを決めた。ホームでMF鎌田大地(27)が所属するラツィオ(イタリア)を3-0で下し、2戦合計3-1で勝ち上がった。エースのFWケーン(30)が2得点を奪った。
鎌田は後半35分から出場した。
アウェーでの第1戦に0-1で敗れ、敗退ならトゥヘル監督の解任の可能性があったバイエルンは序盤からボール保持率を高めて攻め立てた。ビルドアップ時にボランチのMFゴレツカが左センターバックの位置に下がって3バック気味になり、右サイドバックのDFキミヒと左サイドバックのDFゲレイロが高い位置でプレーして両サイドから好機を生み出した。
前半24分、キミヒがペナルティーエリア内に侵入して後方からのパスを右足ダイレクトで折り返すと、ボールは左サイドまで流れ、最後はゲレイロが左足でシュートを放った。両サイドバックが敵陣ペナルティーエリア内でボールにさわる機会が多かった。
一方のラツィオもカウンターからゴールを狙い、前半37分に左サイドからのクロスをFWインモビレが頭から飛び込んだ。このシュートは惜しくも枠を外れた。
粘り強い守りを見せていたラツィオだったが、それをバイエルンのエースがこじ開ける。前半39分、FWケーンが今大会5点目を決めた。MFパブロビッチのペナルティーエリア内への浮き球のパスをミュラーが左へ折り返し、そこに走り込んだゲレイロが右足でシュート。これはヒットしなかったが、ゴール前でケーンが頭でねじ込んだ。
さらに前半終了間際には左CKからDFデリフトが右足ボレーシュート。それをゴール前でFWミュラーが頭で合わせて今大会初ゴール。バイエルンが2戦合計スコアで2-1と逆転に成功した。
後半も11分にゲレイロが攻め上がって左足で強烈なシュートを放つなどバイエルンのペース。ラツィオは後半16分にエースのインモビレを下げるなど3人を交代して逆襲を狙った。
だが、後半21分にバイエルンが突き放す。パブロビッチの縦パスを起点に、FWザネが右サイドから切れ込んで左足で強烈なシュート。これはGKプロベデルに防がれたが、そのこぼれ球をケーンが左足で押し込んで2点目、今大会6点目。ホームで2戦合計3-1とし、勝負を決めた。

