<トヨタ

 クラブW杯:Bミュンヘン3-0広州恒大>◇準決勝◇17日◇モロッコ

 欧州王者のBミュンヘン(ドイツ)が、アジア王者の広州恒大(中国)の固い守りを破り、3-0で快勝。21日の決勝で南米王者のアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)と開催国代表のラジャ・カサブランカの勝者と世界一を懸けて対戦する。

 Bミュンヘンは前半40分、完全に引いた相手に対して中盤でのボール回しから右サイドからラームがふわりとしたクロス。マンジュキッチが飛び込んだが相手DFにクリアされた。そのこぼれ球にティアゴが詰めたがこれもクリア。しかし、そのルーズボールをゴール左からリベリが左足を振り抜き、ファーのサイドネットを揺らして、広州恒大の堅守をようやくこじ開けて先制した。

 同44分には右サイドでラームが相手ボールを奪い、ティアゴがクロス。これにマンジュキッチがフリーで頭を合わせて2点リードで前半を終了。

 後半開始早々の2分には、ペナルティーエリア右手前でパスを受けたゲッツェが、相手DFを前にしながらも意表を突いた右足ミドルシュート。これがゴール左に鮮やかに決まり突き放した。