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 クラブW杯:ラジャ・カサブランカ3-1アトレチコ・ミネイロ>◇準決勝◇18日◇モロッコ

 ロナウジーニョ率いる南米王者のアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)が、開催国代表のラジャ・カサブランカ(モロッコ)に1-3で敗れた。

 前半6分にカウンターからまさかの先制を許したアトレチコ・ミネイロは同19分、ロナウジーニョがゴールやや左23メートル付近からのFKを直接決めて同点に追いついた。右足で蹴られたボールは壁を越えて綺麗にカーブし、右ポストに当たりながらもゴールに飛び込んだ。逆を突かれた相手GKは反応できなかった。

 だが同39分、DFレーベルがイアジュルを倒したとしてPKを献上。これをムタウアリに決められて勝ち越され、同ロスタイムにもカウンターから決定的な3点目を失った。

 21日の決勝は欧州王者のBミュンヘン(ドイツ)と、開催国代表で初の進出となったラジャ・カサブランカの対戦となった。

 南米勢が決勝に進出できなかったのは10年にインテルナシオナル(ブラジル)がマゼンベ(コンゴ)に準決勝で敗れて以来。アトレチコ・ミネイロは3位決定戦で広州恒大(中国)と対戦する。