早大の相楽監督は前任の渡辺康幸氏からバトンを引き継いでから初めて臨む箱根駅伝だった。

 強気に優勝を目標に掲げたが、主将の高田康暉(4年)が2区で区間17位に沈み、往路は5位止まり。「前よりも大きな責任を感じる」とコーチ時代との違いを実感した様子だった。

 3区以降は区間5位以内にまとめ、上位に食い込む可能性は残した。

 復路に向けて「どこまで上がれるか。自分たちの力を出し切ることに集中したい」と気持ちを切り替えた。