開幕し、今大会を最後に現役引退するウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)が男子100メートル予選に登場した。10秒07の6組1着で余裕の通過を果たし、大会単独最多の4度目の優勝に向けて滑り出した。

 9秒58の世界記録を持つボルトは5連覇が懸かる400メートルリレーにも出場する予定。100メートル決勝は5日(日本時間6日早朝)に実施される。

 日本勢はサニブラウン・ハキーム(東京陸協)が10秒05で2組1着となるなど、多田修平(関西学院大)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)を含む3人全員が5日(同6日未明)の準決勝に進んだ。