東京国際大のケニア人留学生、ヴィンセント・イエゴン(3年)は前回に続き「花の2区」を任されたが、1時間7分2秒の区間5位に終わった。

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14人抜きで区間新(1時間5分49秒)をマークした前回を上回る記録を目指したが、悩まされている左足の痛みが序盤に再発。レースプランの変更を余儀なくされ「ベストな走りはできなかった」と唇をかんだ。

「5キロを過ぎたあたりから左足に痛みがあった」。先月の日体大記録会の頃から抱えコンディションが万全ではなかった。2区で区間賞を取ったライバルの駒大・田沢の記録に49秒離され、同名の国士舘大のヴィンセントとの対決にも21秒差で敗れた。

「皆さんはきっと区間新を出すと思っていただろうから、それが達成できず残念です」と肩を落とし、早くも次回に向けての意欲をのぞかせた。「新しい挑戦をして、新しい記録を出したい」と闘志を燃やした。