女子やり投げで日本記録保持者の北口榛花(JAL)が、63メートル27を記録して銅メダルを獲得した。五輪(オリンピック)を含めて、投てき種目で日本女子世界大会初のメダルとなった。

北口榛花(きたぐち・はるか)

◆生まれ 1998年(平10)3月16日、旭川市生まれ。

◆名前 父幸平さんはパティシエで、ヘーゼルナッツが実る「榛(ハシバミ)」が名前の一部に。

◆経歴 北海道教大旭川小-同中-旭川東高-日大スポーツ科学部。現在はJAL所属。

◆スポーツ万能 3歳から水泳を始め、小6時にはバドミントンの全国大会で団体戦優勝。

◆実績 高校入学後1年間は競泳との二刀流。2年から陸上に専念し、競技歴3年目にして15年世界ユースで日本人女子では投てき種目初となる優勝。15年10月の日本ジュニア選手権では58メートル90の高校新記録を樹立。同年には日本陸連が東京五輪で活躍を期待する若手「ダイヤモンドアスリート」にも認定される。

◆方向音痴 北海道から上京当時はよく迷子に。「家から自転車で30分くらいの学校まで5日間通い続けたのに6日目に迷いました(笑い)。いつも通りの道を進んでいる感じでいたら全然違うところで。グーグルマップで自宅に戻りました」。

◆甘党 カステラや大福が好き。パンやスコーンを自ら作ることも。

 

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