女子1500メートルで日本記録保持者の田中希実(26=ニューバランス)が、5000メートルとの日本人初の2種目入賞を逃した。

予選1組10着の4分7秒34で敗退。各組上位6人の準決勝進出ラインに届かず「私の実力では堂々としたレース運びができないし、余裕を持って走ることができないことに弱さを感じました」と複雑な表情で総括した。

序盤から上位争いの位置につけたが、残り1周で集団の中に吸い込まれた。1300メートルを超えても上げきれず、さえない表情だった。国立は東京五輪の同種目で8位入賞を飾った思い出のトラック。大観衆に見守られ、さまざまな感情があふれ出た。5000メートルを控えており「この場に立てて幸せだったり、ふがいなかったりという思いを味わえているのは、これまでの過程全てがあったおかげと思います」。気持ちを整理し、次の勝負に備えていく。

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