今回は同郷で千葉県銚子市出身の双子スイマー、砂村明彦、光彦選手(ともに銚子商3年)にお話しをうかがいました。先日、高知県で行われたインターハイの競泳50メートル自由形で、光彦選手が関東大会から好調を維持して見事全国4位に! 明彦選手も同種目B決勝で2位に入り全国10位と大健闘しました。双子で高め合う2人の素顔、水泳に対する思いを聞きました。
◆砂村明彦(すなむら・あきひこ)
◆砂村光彦(すなむら・みつひこ)
ともに2005年3月23日、千葉県銚子市生まれ。2歳から競泳を始め、明神小でジュニアオリンピック出場、銚子一中で全国中学校体育大会出場。現在銚子商業高校3年。自由形が専門。
--双子ですが、それぞれ性格は?
明彦 僕が兄なのですが、自分ではポジディブな性格だと思います。でも、繊細なところもあって考え過ぎてしまったり、神経質な部分があります。弟の光彦は、天真爛漫。ちょっと自己中なところもあります(笑い)
光彦 僕は優しいと思います(笑い)。
--お母様はどう思いますか?
母純子さん 2人とも優しく気配りがあり皆が寄り添うタイプ。人当たりがよく、コミュニケーション能力が高いと思います。明彦は、コツコツ努力派。しかし、不安になると考え過ぎてしまうのが弱点ですが、優しいからかな(笑い)。光彦は、お調子者で愛嬌があり、明るく盛り上がるタイプ。でも、意外とビビりなんです(笑い)。
--さすがお母様! けんかはしないですか?
光彦 小さい頃は頻繁にしていましたが、今は全くしないです。お互い平和主義者なので(笑い)。居心地のいい良い関係です。
--水泳を始めたきっかけを教えてください。
光彦 母親がインターハイなどで活躍するトップスイマーだったので、その影響もあり、2歳から始めました。その後、明彦は9歳、自分は10歳の頃に初めてジュニアオリンピックに出場しました。
--小さい頃から水泳選手になるのが夢でしたか?
明彦 そうではなくて… 僕は小さいころ、海猿に憧れて海上保安庁に入りたかった。
光彦 僕は特になくて…水泳で! というわけではなかったんです。
--2人とも同じ種目ですが、お互いどんな存在ですか?
光彦 意識して同じ種目ではなく、お互い自由形がハマった種目でした。明彦は、良いライバルでもあり良き話し相手です。
明彦 お互い高め合う存在だと思っています。
--水泳とは関係ないのだけれど、同じ人を好きになったりはするの?(笑い)
光彦 今のところないですね(笑い)。水泳の話などはしますが、その手の話は全然しないです。
--先日のインターハイで光彦選手が4位だったけれど、やはり悔しかったですか? 双子だからこその心境ってあるのかな?と思いまして。
明彦 めちゃくちゃ悔しかったです。それは、『22秒台で優勝する』という目標が達成出来なかった自分自身への悔しさと、光彦が決勝で戦ってる姿を見ての悔しさ、両方ありました。でも、ものすごく刺激になって、自分もやってやるという気持ちになりました。
--本当に、良きライバル、高め合う存在ですね! ここまで2人揃って強くなったのはなぜだと思いますか?
光彦 きつい練習を何度も何度も乗り越えてきたことと、両親はじめ、多くの方々のサポートのお陰だと思います。
明彦 やはり両親のサポートが一番です。コーチやいろいろな水泳関係者のサポートにも感謝しています。そして、『自分はできる』とここまで信じてやってきた事だと思います。
--2人の尊敬している選手、憧れの選手はいますか?
明彦 ケーレブ・ドレセル選手(米国)です。スプリンターとして純粋に憧れ、尊敬しています。僕はこれからも50メートル、100メートルの自由形を極めて、戦っていきたいのでドレセル選手は憧れです。
光彦 僕は江原騎士選手です。
--江原騎士選手は長距離ですよね?
光彦 今は長い距離もしていますが、短い距離から長い距離までこなすオールラウンダーで尊敬しています。僕は、今は50メートル、100メートル専門でやっていますが、200メートルまで距離を伸ばしていきたいと考えています。なので、江原選手のようなどの距離でも対応できるように頑張りたいです。
--今、高校3年生ですが、これからの目標を教えてください。
光彦 大学でも競泳を続けるので、1年生からインカレ出場、そして日本選手権に出場できるように頑張っていきたいです。
明彦 1年生からインカレ出場をすること、日本選手権で決勝に出場する事を目標にしています。2人で日本で活躍するスイマーになれるように頑張ります!
◇ ◇
取材のご協力ありがとうございました!
2人は今週JOCジュニアオリンピックに出場を予定しており、25日は光彦選手が100メートル自由形に出場、26日は2人そろって50メートル自由形に出場します。
今後も2人の活躍に期待し、注目していきたいと思います。
(加藤友里恵=リオデジャネイロ五輪トライアスロン代表)







