<高校ラグビー:桐蔭学園23-10春日丘>◇30日◇2回戦◇花園

 春日丘(愛知)が“大物食い”を逃した。昨年覇者のBシード桐蔭学園(神奈川)に対し、前半は10-5。後半残り10分で10-15となったものの、トライで追いつけば、同点でもトライ数差で次戦に進める展開。しかし、逆にPGで突き放された。敵陣深くの勝負所でFW戦にこだわり、ワイドに攻められなかったことについて、CTB菅沼慎主将(3年)は「風下で相手のプレッシャーを感じて、みんながパニくってしまった。悔しいですね」とがっくり。尾道との「2年連続同一カード引き分け抽選」の末に進んだ大一番に、大きな悔いが残った。