ケーブルテレビ大手ジュピターテレコム(JCOM、本社・東京)は21日、来年のリオデジャネイロ五輪を計85時間放送すると発表した。同社によると、国内で五輪をケーブルテレビで放送するのは初めて。JCOMの設備がある建物であれば、同社のサービスの加入・未加入問わず無料で視聴できる。

 五輪の日本向け放送権は、NHKと民放で構成するジャパンコンソーシアム(JC)が国際オリンピック委員会(IOC)から取得し、分担して中継している。JCOMはJCから「サブライセンス」を得て、NHKや民放でカバーしない競技を中心に放送する。契約額は非公表。