日本(世界ランク5位)が3-2でタイ(同13位)を下し、通算3勝1敗となった。

 フルセットの激闘で最後のスパイクを決めたのは、ロンドン五輪銅メダリストの迫田さおり(28=東レ)だった。「絶対に決める気持ちだけで打ちました」。得意のバックアタックなど、チーム最多の24得点をマーク。第5セットも6-12の劣勢から大逆転した展開に「1人1人が絶対に勝つという目をしていた」と振り返った。

 今大会は先発ではなく、ピンチサーバーなど途中出場が多かった。「私がコートに入るときは雰囲気が悪いとき。それを良くするように、1点でも多く取れるように心掛けている」と話した。