ラグビー日本代表SH田中史朗(31=パナソニック)が、来年2月開幕のスーパーラグビー(SR)で日本チームのサンウルブズでプレーすることが11日までに分かった。今日12日に今季メンバーが発表される。
田中は13年に日本人として初めてSRに参戦。9月から日本代表を指揮するジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、47)が率いたハイランダーズ(ニュージーランド)で4季にわたってプレーし、15年シーズンは優勝も経験した。
経験豊富なSHには、今季はフランス1部リーグ「トップ14」の昨季覇者ラシン92など同リーグの複数チームからもオファーが届いており、サンウルブズを含めた争奪戦となっていた。サンウルブズを大きく上回る契約金も提示されていたとみられるが、田中が重視したのは、国内開催の19年W杯に向けた日本代表への強い思いだった。
日本協会はサンウルブズを、日本代表を中心に構成し、強豪との実戦の中でチーム力を高めていくことを強化の柱と位置づけている。今回のメンバーには堀江ら、11月に欧州遠征を行った日本代表も多くが名を連ねているとみられる。
サンウルブズは参戦1年目の昨季、1勝1分け13敗と18チーム中最下位。代表の中心選手であり、世界を知る田中の獲得はチームの戦力アップとともに、将来を見据えた大きな意味を持つことになりそうだ。
◆田中史朗(たなか・ふみあき)1985年(昭60)1月3日、京都市生まれ。洛南中1年でラグビーを始める。伏見工-京産大-パナソニック。スーパーラグビーのハイランダーズで、13年に日本人で初めて出場。166センチ、71キロ。代表キャップ数は58。


