由利(秋田)は、ストレート負けを喫して、2回戦で姿を消した。

 第1セット、第2セットともに、序盤までは競り合うも、高知中央の速い攻撃に対応することができなかった。4日の1回戦で34得点をマークした吉野優理(2年)の動きが封じられて、得点を伸ばすことができなかった。

 菅原清監督(52)は「相手のペースで試合が進んでしまった。ブロックも抜かれてしまった。レシーバーとブロッカーの関係がうまくいかなかった」と敗因を分析した。

 小松泉穗主将(3年)は「自分たちのバレーができなかった。やりきった気持ちがない」と悔やんだ。吉野は「3年生に支えてもらった分、今度は自分が周りを安心させられるようにしたい」と、巻き返しを誓った。